1 訃報 ( 敬称略 )
3月 6日 アルヴィン・リー:ブルーズロックバンド 『 テン イヤーズ アフター 』 のギタリスト。ウッドストックに参加
3月19日 登川誠仁: “ 沖縄のジミヘン ” の異名を持つ三線の名手。琉球民謡登川流宗家、琉球古典音楽湛水流名誉師範
5月 2日 ジェフ・ハンネマン:ヘヴィメタルバンド 『 スレイヤー 』 のギタリスト
5月20日 レイ・マンザレク:『ドアーズ』のキーボーディスト。スポークスマン。まぼろしの世界へ旅立ったあなたへ
5月27日 吉村秀樹:ハードコアバンド 『 bloodthirsty butchers 』 のヴォーカル、ギタリスト。トリビュート盤の予定あり
8月22日 藤圭子:歌手 宇多田ヒカルの母。「 圭子の夢は夜ひらく 」 などのヒット曲がある
8月14日 山口冨士夫:『 村八分 』『 裸のラリーズ 』等を渡り歩いたギター レジェンド。神に愛されたギタリスト
10月27日 ルー・リード:ニューヨークをロックで体現するクールな知性。「日曜日の朝」に逝く
12月 3日 青山純:愛称アレックス。山下達郎や松任谷由実ら、数多くのレコーディングやライヴに参加した屈指のドラマー
12月17日 かしぶち哲郎:35年もの長きに渡り活動を続けたロックバンド 『 ムーンライダーズ 』 のドラマー
12月28日 PIE:本名、平川秀治。ロックバンド 『 AURA 』 のギタリスト
12月30日 大瀧詠一:十二月に旅立ったJポップの御隠居さま
2 大物アーティストが相次いで来日
4月 3日 ジョン・ライドン~PIL:ロックが持ち得た最も濃厚な一年
4月28日 マウロ・パガーニ:イタリアン プログレッシヴロック フェスティヴァル
6月26日 ヴァンヘイレン:アメリカンロック最強王者 デイヴィッド・リー・ロス復帰のベスト メンバーで再来日
7月31日 クインシー・ジョーンズ:米ポピュラー界のレジェンド。32年振りの公演は 「 We Are The World 」 で感動のフィナーレ
10月31日 クリス・カトラー:英プログレッシヴロック界の最重要人物がツアーと学会参加のため来日
11月12日 エディ・ジョブスン:英プログレッシヴロック界の貴公子、自らのデビュー40周年を記念公演で飾る
11月21日 ポール・マッカートニー:ついにやって来た一人ビートルズ
11月26日 エスプレンドー ジオメトリコ:スペインを代表するインダストリアルバンドが、まさかの来日
3 女子力バンドの急増~当ブログの『女子力列伝』にて随時、取り上げていきます
日本マドンナ:無念の解散 イカロスの失墜
大森靖子:予想をはるかに上回る大ブレイク いよいよメジャーへ 自傷行為の果てにたどり着いた静謐
キノコホテル:ジュリエッタ霧島を迎え、マリアンヌ東雲の目指す最終形に限りなく近づいた キノコノトリコ~キノコホテル物語
チャランポランタン:明るく楽しく激しい姉妹デュオ、各方面で話題沸騰
黒木 渚:精神の荒れ地に凛と立つ 各種フェスの台風の目に
後藤まりこ:有無を言わせない強力過ぎる復帰を決めた。いわし亭はこの人こそ、真の意味での天才だと思う
0.8秒と衝撃:テクノとパンクの見事な合体。JMのビジュアルはモチロン、飾らない人柄も魅力
アーバンギャルド:浜崎容子のツンデレが堪らない。女子に圧倒的な人気
Gacharic Spin:生粋のライヴバンドとして結成4周年の実力に裏付けられたライヴを連発
相対性理論:久々の全国ツアーでそのカリズマ性を見せつける
perfume:何ものをも寄せ付けない高級感と品格は世界規模のスケールを獲得した
要注目!:さらに2014年は彼女たちの動向も見逃せない
シシドカフカ/ぐしゃ人間/赤い公園/trico/惑星アブノーマル/sugar’N’spice
4 歳月を経たミュージシャンが、むしろ唯一絶対の真価を発揮する名場面が続々と現出
灰野敬二:魂を操る司祭。価値感が錯綜し混迷の深まる昨今、その存在はますます重要性を高めている。年末にはDJデビュー
頭脳警察:世界最古のパンクバンドも早や、結成45周年。年末には記念盤をリリース、意気軒昂なところを見せた
遠藤賢司:世界最長寿のロックンローラーを目指すエンケンの戦いは続くのだ
早川義夫:丁寧に選ばれ紡がれる歌詞力には、いつも泣かされる。ジャックス時代よりも復帰してからの方が長い時間が過ぎた
戸川純:大病を患っていながらこのテンション。この人が完調を取り戻したら、どうなるのだろう と思うと恐ろしい
友川かずき:孤高の人。生き様それ自体が音楽となり、表現となる稀有な歌手
遠藤ミチロウ:この人の不言実行には、ライヴでお会いする度に頭が下がり、自分の出来てなさぶりを恥じることになる
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2013 ベスト
アルバム:大森靖子 『 絶対少女 』
シングル:黒木 渚 「 骨 」
ニューカマー(メジャーデビュー):Drop’s
パフォーマンス:10月7日 Vacant World 早川義夫( Vo. Pf.)+ 佐久間正英(Gt.) @ 京都 シルバーウイング
イベント:3月20日 SANUKI ROCK COLOSSEUM 2013 @ 高松市瓦町周辺ライヴハウス
ムーヴィ:『 エヴァンゲリオンQ 』 『 ぼくたちの交換日記 』 『 きっとうまくいく 』 『 欲望のバージニア 』 『 李小龍 ブルース・リー マイブラザー 』 『 凶悪 』 『 風立ちぬ 』 『 ルームメイト 』
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ベストニューカマー:Drop’s
中野ミホ Vocal/Guitar
荒谷朋美 Guitar
小田満美子 Bass Guitar
石橋わか乃 Keyboard
奥山レイカ Drums
『 DAWN SIGNALS 』
1.RED IDENTITY BAND
2.荒野のビート
3.JET SPARK
4.STRANGE BIRD
5.カルーセル・ワルツ
6.木曜日の雨のブルース
7.DIRTY Smoke
8.やさしさ
9.カーテン
10.夕やけ
11.太陽
公式サイトを見ると、全員がまだ二十歳そこそこ ( ヴォーカルの中野ミホはツイッターで、2014年の成人式の模様を伝えている ) の若いガールズ バンドである。しかし、実は高校生だった2010年に地元、札幌のコンテストでグランプリを獲得、翌年には早くも 1st Album 『 Drop’s 』 をリリースしている。インディーズにおいてすでに濃厚なキャリアを積んでいたのだ。
Drop’s は自らをして、ブルーズ ロックンロール バンドを標榜している。ヴォーカル 中野ミホの声質がまずありきなのだが、生得的なリズム感に左右されるドラムのような楽器で、横ノリのビートが叩けるというのはもはや才能でしかなく、中野ミホと奥山レイカがいた時点でこのバンドの方向性は決まったようなものなのだ。
そして、こうした方向性に残りのメンバーが特に違和感を持たず、非常に自然な形でバンドがまとまっていったというのは凄いことだと思う。ブルーズを意識するわけではなく、メンバーそれぞれ個性的なバック ボーンに従って、自分にとって気持ちのいい音を出してみたら、結果としてこうなった。ゼロ年代を迎え、早10年以上が経ったわけだが、個人の資質に忠実に音を出すだけで、日本のこんなに若いミュージシャンでも、自然にブルーズが演奏できてしまう。そのことに、いわし亭は非常に強い感動を覚える。
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大瀧詠一さん 死去
バンド 黒木 渚が解散、渚 嬢はソロ ミュージシャン 黒木 渚として再始動
佐久間正英、自身のブログで自らの余命を語る
大瀧詠一さん 死去
2013年は音楽的にはかなり面白く、実りの多い年だったように思う。
今年一年を総括しようと、記事を考えていたまさに暮れも押し迫った30日、大瀧詠一さんが亡くなった。
2013年12月31日
〈速報〉大滝詠一さん急死 リンゴ食べている時に
歌手で音楽プロデューサーの大瀧詠一さん(65=本名大瀧栄一)が、30日 午後5時半ごろ、東京都瑞穂町の自宅で倒れ、搬送先の病院で死亡したことが31日、警視庁などへの取材で分かった。
福生署などによると、大瀧さんは当時、家族と一緒で、家族は “ リンゴを食べていてのどに詰まらせた ” と話しているという。119番通報で救急搬送する際には既に心肺停止状態だった。
所属レコード会社によると、大瀧さんは30日午後7時ごろ、自宅で夕食をとった後、デザートとしてリンゴを食べている最中に倒れたという。その後病院に搬送されたが、解離性動脈瘤(りゅう)のため亡くなったという。通夜、葬儀などについては未定という。
大瀧さんのオフィシャルサイトによると、細野晴臣や松本隆らと伝説のバンド『はっぴいえんど』を結成して活躍。1973年に解散後は、自身のレーベルを創設し「君は天然色」「恋するカレン」などを発表した。
他の歌手への楽曲提供も多く、代表作に松田聖子の「風立ちぬ」、森進一の「冬のリヴィエラ」、小林旭の「熱き心に」など。
今日、ほんものの十二月の旅人になってしまった君を見送ってきました。ぼくと細野さんと茂の三人で棺を支えて。持ち方が緩いとか甘いなとか、ニヤッとしながら叱らないでください。
眠るような顔のそばに花を置きながら、ぼくの言葉と君の旋律は、こうして毛細血管でつながってると思いました。だから片方が肉体を失えば、残された方は心臓を素手でもぎ取られた気がします。
北へ還る十二月の旅人よ。ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。苦く美しい青春をありがとう。
いわし亭は 『 はっぴいえんど 』 の 「 12月の雨の日 」 という曲が好きだった。
『 ナイアガラ トライアングル 』 を結成した盟友の二人は以下のように追悼の意を表した。
山下達郎
大瀧詠一さんのあまりにも突然な、あまりにも早すぎるご逝去を悼み、40年間の長きにわたる語り尽くせぬ多大なご厚情に心より感謝し、謹んでお悔やみ申し上げます。
佐野元春
大瀧詠一さんが亡くなりました。日本の音楽界はひとつの大きな星を失った。でもその星は空に昇って、ちょうど北極星にように僕らを照らす存在となった。大瀧さん、ありがとう。ご冥福をお祈りいたします。
山下達郎が担当していた NHK-FM の “ サウンドストリート ” で大瀧詠一氏をゲストに迎えた放談は、大瀧氏の横丁のご隠居さんのような語り口と達郎の合いの手が本当に楽しく、いつも大笑いさせられたものである。
現在、非常にレアな映像が YOUTUBE にアップされているので、ぜひ、ご覧いただきたい。ご本尊の大瀧氏はモチロン、参加しているメンバーが物凄いのだ。( あ、もう削除されている! )
例えが適切かどうか、大瀧氏のそのマニアックさや業界内での特異な位置づけは、故フランク・ザッパのようだった。
いわし亭の大好きなエピソードで、大瀧氏がミュージシャンの盗作問題に触れた際、“ 彼らはみんなが知っているところから持ってくるからダメなんだよ。僕は誰も知らないところから持ってくるもん ” とその矜持を語っていて、流石! と感服したものだった。
いわし亭の大好きなエピソードで、大瀧氏がミュージシャンの盗作問題に触れた際、“ 彼らはみんなが知っているところから持ってくるからダメなんだよ。僕は誰も知らないところから持ってくるもん ” とその矜持を語っていて、流石! と感服したものだった。
バンド 黒木 渚が解散、渚 嬢はソロ ミュージシャン 黒木 渚として再始動
これまた年度末、12月19日付で発表されたインパクト絶大のショッキングなニューズだった。
当ブログでも、サトシと本川賢治によるリズム セクションの非凡さに注目し、記事では最大限に評価したところだったので、“ 何たることだ! ” とその落胆はかなりのものだった。
いわし亭はロック バンドのリズム セクションは、そのスキルよりもフィーリングの方が重要だと考えている。例えば、あのレッド ツェッペリンが解散した理由は、ドラマー ジョン・ボーナムの死であり、THE WHOはキース・ムーンが亡くなって、残念ながらかなりの熱量を失ったと思う。
もちろん二人とも、ベスト ドラマーに何度も選ばれるほどの名手ではあったけれども、単にスキルが高いというだけでなく、その独特なタイム感覚が生み出していたグルーヴは、やはりバンド独自のアイデンティティの源であったと思う。特にツェッペリンの場合、状況は深刻で、解散を決めたのはメンバー自身の判断だった。それほどにジョン・ボーナムのサウンドは、バンドになくてはならないものだったのだ。
バンド 黒木 渚の苦渋の選択がはたして正しいのかどうか、現時点、いわし亭には全く予見出来ない。いずれにしても、2013年 最も印象に残ったシングル曲 「 骨 」 を作詞作曲したのは他でもない渚 嬢であり、その音楽的センスは並み居るJ-Pop ミュージシャンの中でも群を抜いているわけで、もちろんソロとなった黒木 渚を今後とも応援していきたい気持ちに変わりはないのだが、それにしても、しばらくの間はモヤモヤ感が残るのだろう。
“ もっと良いものが作りたい ” という渚 嬢の思いが解散の理由ということらしい。詳しくは下記のリンクから、黒木 渚のサイトで確かめて欲しい。
ファンの皆様へ大事なお知らせ
COUNTDOWN JAPAN 13/14 黒木渚 クイックレポート
精神の荒れ地に凛と立つ “ 黒木 渚 ”
バンド “ 黒木 渚 ” からソロ “ 黒木 渚 ” へ
佐久間正英、自身のブログで自らの余命を語る
佐久間正英の歴史こそ、日本のポピュラー音楽の歴史である。彼の実績を挙げ始めたら、それだけで、たいへんな分量になってしまう。そこは皆さんそれぞれに確認いただくとして、触れずに続ける。
佐久間正英は昨年の8月9日、自身のブログでスキルス胃ガンのステージVI になっている事を綴った。関係者に与えた衝撃は大きく、特に現在、頻繁にライヴを共にしている早川義夫のブログにはその辺りが、折に触れ、詳しく書かれている。
早川義夫 公式ブログ ~日記 1月3日 ( 金 ) から
「 悪口は面と向かって、褒め言葉は人を介して 」 というような格言を佐久間正英さんのリツイートから知った。「 早川さんてどういう人ですか? 」 というインタビューに、佐久間さんは即座に、「 神経質でわがまま 」 と僕の目の前で答えたのにはびっくりした。その後も、「 悪い意味で子供のような人 」 と評され、「 いい意味で 」 はないので参った。
ところが、2013年8月9日スキルス胃がんの末期であることを公表したブログでは、「 自分はこの人の歌のために音楽をやって来たのではないだろうか。この人と出会うためにギターを弾き続けて来たのではないだろうか 」 と書かれてあり、そんなことを今まで言われたことがなかったので僕は言葉を失った。恥じないように歌っていくしかない。
2013年10月7日 京都のシルバーウイングで早川義夫と佐久間正英のライヴを聴いた。二人の長い友情の終わりの瞬間に立ち会えたご縁に深く感謝したい。もちろん、今でも佐久間さんはお元気でライヴにレコーディングにと精力的に活動されている。その様子はツイッターやブログで知ることが可能だ。
早川義夫( Vo. Pf.)+ 佐久間正英(Gt.) 『Vacant World』 レポート
佐久間正英 公式ブログ goodbye world
佐久間正英 ツイッター
ハロー・グッバイの日々~音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦~これまた年度末、12月19日付で発表されたインパクト絶大のショッキングなニューズだった。
当ブログでも、サトシと本川賢治によるリズム セクションの非凡さに注目し、記事では最大限に評価したところだったので、“ 何たることだ! ” とその落胆はかなりのものだった。
いわし亭はロック バンドのリズム セクションは、そのスキルよりもフィーリングの方が重要だと考えている。例えば、あのレッド ツェッペリンが解散した理由は、ドラマー ジョン・ボーナムの死であり、THE WHOはキース・ムーンが亡くなって、残念ながらかなりの熱量を失ったと思う。
もちろん二人とも、ベスト ドラマーに何度も選ばれるほどの名手ではあったけれども、単にスキルが高いというだけでなく、その独特なタイム感覚が生み出していたグルーヴは、やはりバンド独自のアイデンティティの源であったと思う。特にツェッペリンの場合、状況は深刻で、解散を決めたのはメンバー自身の判断だった。それほどにジョン・ボーナムのサウンドは、バンドになくてはならないものだったのだ。
バンド 黒木 渚の苦渋の選択がはたして正しいのかどうか、現時点、いわし亭には全く予見出来ない。いずれにしても、2013年 最も印象に残ったシングル曲 「 骨 」 を作詞作曲したのは他でもない渚 嬢であり、その音楽的センスは並み居るJ-Pop ミュージシャンの中でも群を抜いているわけで、もちろんソロとなった黒木 渚を今後とも応援していきたい気持ちに変わりはないのだが、それにしても、しばらくの間はモヤモヤ感が残るのだろう。
“ もっと良いものが作りたい ” という渚 嬢の思いが解散の理由ということらしい。詳しくは下記のリンクから、黒木 渚のサイトで確かめて欲しい。
ファンの皆様へ大事なお知らせ
COUNTDOWN JAPAN 13/14 黒木渚 クイックレポート
精神の荒れ地に凛と立つ “ 黒木 渚 ”
バンド “ 黒木 渚 ” からソロ “ 黒木 渚 ” へ
佐久間正英、自身のブログで自らの余命を語る
佐久間正英の歴史こそ、日本のポピュラー音楽の歴史である。彼の実績を挙げ始めたら、それだけで、たいへんな分量になってしまう。そこは皆さんそれぞれに確認いただくとして、触れずに続ける。
佐久間正英は昨年の8月9日、自身のブログでスキルス胃ガンのステージVI になっている事を綴った。関係者に与えた衝撃は大きく、特に現在、頻繁にライヴを共にしている早川義夫のブログにはその辺りが、折に触れ、詳しく書かれている。
早川義夫 公式ブログ ~日記 1月3日 ( 金 ) から
「 悪口は面と向かって、褒め言葉は人を介して 」 というような格言を佐久間正英さんのリツイートから知った。「 早川さんてどういう人ですか? 」 というインタビューに、佐久間さんは即座に、「 神経質でわがまま 」 と僕の目の前で答えたのにはびっくりした。その後も、「 悪い意味で子供のような人 」 と評され、「 いい意味で 」 はないので参った。
ところが、2013年8月9日スキルス胃がんの末期であることを公表したブログでは、「 自分はこの人の歌のために音楽をやって来たのではないだろうか。この人と出会うためにギターを弾き続けて来たのではないだろうか 」 と書かれてあり、そんなことを今まで言われたことがなかったので僕は言葉を失った。恥じないように歌っていくしかない。
2013年10月7日 京都のシルバーウイングで早川義夫と佐久間正英のライヴを聴いた。二人の長い友情の終わりの瞬間に立ち会えたご縁に深く感謝したい。もちろん、今でも佐久間さんはお元気でライヴにレコーディングにと精力的に活動されている。その様子はツイッターやブログで知ることが可能だ。
早川義夫( Vo. Pf.)+ 佐久間正英(Gt.) 『Vacant World』 レポート
佐久間正英 公式ブログ goodbye world
佐久間正英 ツイッター
早川義夫 公式ブログ 日記
【名プロデューサー】佐久間正英の仕事ぶりがスゴイ
1 月21 日追記
佐久間正英さんが永眠されました。ここに謹んで哀悼の意を表するとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
このブログをアップした時、すでに佐久間さんはこの世にいらっしゃらなかったのですね。遅れ遅れになっていたこの記事を何とかアップできたのは、虫の知らせだったのでしょうか…
2007 年9 月には女性バイオリニスト HONZI さんを見送り、今また盟友 佐久間さんを失った早川さん。その心中はいかばかりでしょう。しばらくは、ゆっくり休養してほしいと思います。
早川義夫 公式ツイッター ~ 1月21日 ( 火 ) から
1 月16 日 午前2 時27 分、佐久間正英は永眠しました。葬儀は彼の意思を尊重し親族で密葬をすませました。よって、1 月22 日 ( 水 ) に行われる予定だった、渋谷ラストワルツの公演は、残念ながら中止せざるを得なくなりました。ご予約いただいたお客様、大変申し訳ありません。深くお詫びいたします。
佐久間正英氏死去 BOOWY、GLAYをプロデュース
『 I LOVE HONZI 』
1. サルビアの花
2. からっぽの世界
3. 君でなくちゃだめさ
4. パパ
5. 僕らはひとり
6. 猫のミータン
7. 暮らし
8. 父さんへの手紙
9. 恋に恋して
10. I LOVE HONZI
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